【逗子市沼間|アラウーノ専用手洗いのトイレ交換】
アラウーノS CH1101WSの故障
逗子市沼間の戸建て住宅のお客様よりトイレ修理のご相談をいただきました。
約10年前にアラウーノのカウンタータイプへリフォームしたそうで、CH1101WS本体のウォシュレットの故障とのことです。
機能部分の修理は困難なので結果的にトイレ本体を交換するご対応となりましたが、
お客様が数社へ見積もり相談したところ、「専用手洗いのカウンターごと交換しばければならない」や
「アラウーノをやめてTOTOやLIXILのタンクレストイレへの交換の提案」など、いずれも高額な見積もり金額となってしまい修理に踏み切れずお困りのようでした。
手洗いカウンタータイプの給水・排水はトイレ裏で接続されているので専用の製品と思われますが
実は、現行品と互換性があり、トイレ本体のみの交換で済むのです。
予め既設品番の仕様書や現行品の仕様書、シリーズごとの施工説明書を確認したところ、
現行品のトイレCH1602WSでもカウンタータイプに対応できるようです。
手洗いカウンターの排水接続
アラウーノの専用手洗いリフォームは床や壁を壊さずにトイレ室内で完結する工法ですので露出配管、カバーで接続されています。
現行品の仕様を確認すると、旧製品と同じように排水パイプを取り付ける排水口が設けられておりキャップを外すことで排水パイプを接続するだけです。
施工説明書に従いカウンターの左右設置に合わせて背面カバーの×印を切り欠き、排水パイプと取り付けます。
排水配管部材の交換
他のメーカーでも同様ですが、床上の排水ソケットは必ず交換する必要があります。
排水管まわりにスキマが大きかったのでコーキング剤を充填しておきました。
修理業者としては階下や床下への水漏れ等に配慮するのは当然ですが、説明書に記載もされています。
施工完了です。
後継品のCH1602WSでは洗剤の投入もしやすくなっており使い勝手が向上しています。
樹脂製のトイレは劣化すると黄ばんでしまいますが現行品は改善されております。
タンクレスタイプの高機能トイレはメーカーメンテナンスでしか対応出来ないケースや生産終了となることもあり、修理対応出来ない場合がございます。
ウォシュレットや機能部は10年前後の使用で故障してしまうことも多いですが、
家電製品も10年も使えば不具合もありますし、電気や水道が接続されていて壊れるまで人の体重が毎日かかるものはトイレだけです。
他社様との比較見積もりはもちろん歓迎ですが、別の解決策もご案内できるかもしれません。
湘南ホームでは製品や故障内容に合わせてお客様のご意向を優先してお見積りをご提案させていただきます。